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むこうまち・西国街道の未来を考える会

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​むこうまち・西国街道の未来を考える会 緊急署名依頼

​​2020年2月10日を以って署名活動を終了しました。ご協力ありがとうございました。

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むこうまち・西国街道の未来を考える会ついて

〜江戸時代からの旅籠「富永屋」の修復・保存活用、地域の再生を願って〜

このたび私たち有志は、「むこうまち・西国街道の未来を考える会」を立ち上げました。


現在、西国街道・向日町商店街エリアは、貴重な文化遺産である町家が次々と姿を消しています。そして、むこうまちの町場の象徴ともいえる築約280年の旅籠であり地域のコミュニティ・文化活動の拠点であった「富永屋」もまた、解体予定といった状況に、私たちは大きな危機感を覚えています。


こうした現状を重く受け止め、私たちは今こそ、地域住民自らが立ち上がり、行政と手を携えてまちづくりを行うべきであると考えるに至りました。

富永屋は、向日市の「向日市歴史的風致維持向上計画」の事業計画の中で、平成27〜29年度の『歴史的建造物(富永屋)活用事業』として挙げられ、「西国街道沿いのまちなみ景観の保存につながる修景を行い、市民活動や来訪者に対する案内および情報発信する拠点として利用できるよう、市による公有化や耐震化などの改修を含め、保存・活用を行う」と明記されていました。しかし、

・ 所有者の方との買取り交渉(市の公有化)が、うまくいかなかったこと。

・文化財としての登録がないこと。

などを理由として、現在まで改修が行われることはありませんでした。

富永屋に限らず、歴史的建造物を個人の所有者が、永続的に管理・存続していくことは、大きな経済的負担、そして時には精神的負担を伴うものです。

今回の解体計画も、

1)建物の老朽化が進んだこと

2)それに対する公的補助がないこと

3)所有者の方の高齢

が大きな要因となった上での、所有者の方の苦渋の決断の結果と聞いております。

私たちは、この富永屋に関する一連の問題を、地域の問題であると同時に、日本の多くの他地域にも共通する課題であると考えています。そして、この富永屋の問題を、地域住民が自らが共に考え、所有者をサポートすると共に、行政(向日市)にも、この地域の宝を存続すること、西国街道の未来への街づくりを再考してもらいたいと考えています。

ぜひ、本会の「趣意書」をご一読いただき、ご賛同をお願いいたします。

「むこうまち・西国街道の未来を考える会」発起人一同

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​むこうまち・西国街道の未来を考える会 趣意書

 むこうまち――私たちは、誇りを込めてこう呼びます。竹林が広がるこの美しい町は、かつて長岡京と呼ばれ日本の中心でありました。都が置かれた10年間が過ぎ、静かな田園に戻ったこの場所に再びにぎわいが訪れたのは安土桃山時代のこと、京都から大阪方面へと向かう西国街道の最初の町場として、向日神社の門前が選ばれました。街道筋には様々な商家が軒を連ね、江戸時代には和歌や書道などをたしなむ人々が現れ、商いと文化が両輪となって、にぎわいを生み出していました。このような歴史を受け継ぐ古い町並みを残しながらも、昭和には向日町商店街という、新たなにぎわいが生まれました。


 しかし現在、西国街道・向日町商店街エリアは、貴重な文化遺産である町家が、次々と姿を消しています。そして、むこうまちの町場の象徴ともいえる築約280年の旅籠であり地域のコミュニティ・文化活動の拠点であった「富永屋」もまた解体予定といった状況に、私たちは大きな危機感を覚えています。

 こうした現状を重く受け止め、私たちは今こそ、地域住民自らが立ち上がり、行政と手を携えてまちづくりを行うべきであると考えるに至りました。このままでは、長い歴史を誇る西国街道・向日町商店街エリアは、単なる通過するだけの道路になってしまいます。理念と展望を持ったまちづくりで魅力的な街道に再生できるかどうかは、現代を生きる私たちにかかっているのです。

 あらためて西国街道・向日町商店街エリアの歴史を振り返り、その可能性を探ってみると、歴史風情にあふれ、統一感のある「歴まちエリア」に再生することこそが、新たな道であると私たちは考えました。かつてのにぎわいを失いつつある通りが、歴史的街並みに修景され、魅力的な商店が並べば、地域住民の生活の質が向上するのはもちろんのこと、向日市民、ひいては乙訓の人々の大きな誇りとなることでしょう。

 「西国街道歴まちエリア」の再生は、古き良きものを残し、新しい「むこうまちの未来」を開くことでもあります。近世以降の歴史的景観を現代に融合させ、さらに食事や買い物の利便性を加えたならば、「住む人」にも「来る人」にも、魅力のあるまちになるのではないでしょうか。

 私たちは今日まで、過去からの歴史遺産として、この街並みを受けついできました。そして、この遺産を私たちの代で捨て去るのではなく、新たな未来につなぐため、ここに「むこうまち・西国街道の未来を考える会」を設立いたしました。

 多くの皆様と共に考え、活動していきたいと思っています。

               

 2019年11月10日

                 

 「むこうまち・西国街道の未来を考える会」発起人一同

  発起人

  事務局長:安井 昭

 (以下五十音順) 鵜野 高資   小田 直寿 真貝 理香 寺﨑正直 新稲法子

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京都府向日市

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